ぐらか

という事で、路地裏。

 

華やかな夜の繁華街から一歩、細く薄暗い路地裏に足を踏み入れる。

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そこでは昼では見えなかった小さな明かりが灯っている。 

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この風情を切り取ろうとカメラのシャッターを切る。

 

しかし、小さなシャッター音が細い路地の壁に反響して大きな騒音に聞こえてしまう。

・・・どうやらここでは自分は邪魔者のようだ。

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将来こんな空間が似合うような大人になれるようにお願いして・・・また何時の日か。