というわけで、今日は清州城で行われるガチ甲冑合戦を見てきました。
何それ?って感じですが・・・
こんな感じにある程度の戦国時代の装備を身に着けて戦うイベントです。
ガチと言っても当然武器の類や多くの甲冑は本物ではありませんが・・・さてどんな感じなのだろうかと気になったので見てきました。
今回の会場は、こんなもんの広さ。
少年野球やサッカーをする程度の広さって感じで、そんなには大きくないです。
ここで桶狭間の戦いを行います。
参加者の大半が素人の応募で抽選で当たった人が参加しているようです。
恐らく傘を被っているのが素人、兜やゴーグルで完全防御をしているのが主催の日本甲冑合戦之会って感じだと思います。
黒が織田軍で、
赤が今川です。
見ればわかりますが、意外にも?女性の参加者も2割以上はいたように見えます。
エネルギーチャージをしているグータラ今川軍・・・
これも史実に基づいた奇襲を受ける前段階なのでリアルにさぼっているわけではないです。
ちょっとした小芝居もあり・・・
ですがマイクの調子も悪いし、スピーカーもあまり高性能ではなく、更にエリア内で音が反響して籠ってしまっていたのでよく聞こえないですが。
頑張っていた司会の漫才コンビも、最後までコンビ名がよく聞き取れないくらいでした。
それが終わると鉄砲が撃ち込まれて戦が始まります!
今川軍も弓で応戦したり
織田軍も弓でも応戦!
それを盾で防御します!
弓は威力としては弓道で使っているものと比較するとかなり威力はダウンされており、先も当然丸いのですが、顔面に直撃したら大怪我になるレベルで結構怖い。
飛距離や飛ぶ方向がバラバラなんで、観客席に飛んで事故が起きないかと余計にドキドキします。
そして織田軍の突撃!!
織田軍が今川軍の陣地に乗り込み、槍で盾を・・・叩く。
そりゃもうガンガン叩きます。
一方今川軍は盾を槍で抑え込んで倒されないようにガードします。
まさにガチで叩くので、槍(竹製)が折れているのが画像からもわかります。
そんな感じでガチなので、もう一面土埃でカメラが土だらけになりました・・・
そして何度も突撃!
そしてそれを何度も防御する今川軍。
何度もやっているうちに、素人だった参加者が確実に熟練になっていくのが見える。
最初は列をまともに組めていなかったのに、もう自然にキレイな横隊を組んでるし。
最初は遠慮が見えた攻撃も、回を増すごとに本気で殴りつけるようになっていく。
でも、今川軍は硬くてこう着状態に・・・
それなので、少数精鋭のタイマンに突入!
流石にこれは一般参加者ではなさそうですが・・・
戦い自体はホンキで、勝敗はやってみなければわからないガチバトル!
実際の戦いはともかくとして、現状の仕様上槍のダメージが見た目で判定されにくいので、近接戦闘が決着となりやすいようです。
そしてトドメに短刀でザクザク!
女性同士もタイマンバトルです。
どう見ても動きが素人ではないので、なんだか女子プロレス的な感じでちょっと面白い。
女性の結果はアクシデント(短刀が手からすっぽ抜ける)があったせいで不完全燃焼でしたが、リハではきれいに決まっていたのを見ていたので、更にアクシデントが残念でなりませんでした。
そして毛利良勝vs今川義元!
史実は再現されるのか!覆せるのか!
思いっきり今川の頭に槍が直撃してホントなら死んでいますが・・・仕様上これでは決着が付かず・・・
お互い槍のダメージ無視で、結局近接で刺しあって相打ちという名の引き分け。
みんな笑っています。
なので2回戦が行われましたが・・・ガチからマジになりすぎて、途中で二人を割って止める展開になってしまったくらい白熱したバトルになっていました。
という感じで、現代における甲冑合戦という珍しいイベントを見てきました。
思っていたよりもガチです。
参加者も最初は気楽に考えていた人もいそうでしたが、リハーサルの段階からかなり主催者に怒られていた状況でした。
それくらいで怒るなよ・・・と思う部分も一瞬ありましたが、この合戦は直接的な打撃による被害はないように安全面は大丈夫なようになってはいても、不測の事態が起きる可能性は極めて高い事をやっているので当然ではあります。
またいつか似たような合戦があったら見に行きたいなーとは思いますが・・・
ちょっと愛知県は遠い・・・小田原辺りでやってくれないかなぁ
そして最後は・・・名古屋と言ったらひつまぶしでしょ!
でも微妙だった。