どすん
という事で、今週も三浦半島で、んで今日は油壺の方に来た。
今日はここで道寸祭りというのをやっているので見に来たのだ。
このお祭りは、先日も鎌倉の鶴岡八幡宮で見た流鏑馬を見ることが出来るのだ。
鎌倉での流鏑馬のカッコ良さが気に入ってしまったので、これも見ないとダメでしょ!という事でやって来た。
流鏑馬とは書いたものの、ここで見られるのは笠懸というヤツで・・・
笠懸(かさがけ)とは、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を放ち的を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式・様式のこと。流鏑馬と比較して笠懸はより実戦的で標的も多彩であるため技術的な難易度が高いが、格式としては流鏑馬より略式となり、余興的意味合いが強い。流鏑馬、犬追物と並んで騎射三物と称された。現在は笠掛とも表記する。群馬県新田郡笠懸(かさかけ)町(現みどり市)の名は、源頼朝がこの地で笠懸を行ったことに由来するという。(Wikiより抜粋)
という感じで、ただでさえ流鏑馬自体が珍しいのに、更に珍しいのがこの笠懸なのだ。
珍しいんでは超混んでいるのではないか・・・と思ったものの、行ってみれば先日の鶴岡八幡宮と比較すると圧倒的に人は少ない。
ここもかながわ景観50選の1つだった。
・・・先日調べていた癖に素で知らなかった。
そして神事が始まる。
あ、この人達鶴岡八幡宮でもやった人たちだ。
まぁそんなに流鏑馬する人は沢山いないよね。
祭壇?の足が折れてしまい、手で支えてる状態。
抑えている人は鶴岡八幡宮で射手だった(と思う)けど、今回はサポートみたいだ。
まずは後ろから的を目掛けて。
人があんまりいないから、色々移動して見学できた。
命中するとバキン!と木が割れるいい音が海岸に響き渡る。
鶴岡八幡宮では一方からしか見れないけども、ここは往復で的を射るので
同じ位置で後ろからも前からも見ることが出来る。
客席の方へ射るので、ちょっとだけ怖い。
人がそんなに多くないので、見る位置を変更するのも容易い。
今日はかなりの強風なので、すごく大変そうだった。
命中率もちょっと悪かったのか、なんか追加で何本か走っていたしね。
鶴岡八幡宮では居なかった、女性の射手もいた。
この人はイケメンで絵になるなーと思う。
馬もキレイに入ったし、わりといい感じ。
本当は女性を多く撮りたかったんだけど、うまく撮れてるのが少ない。
向こうの的は遠くて上手く撮れないだろう・・・とテキトーに撮った癖に丁度的を射抜いているとは。
逆にこっちは紙一重でハズレ。
あんな小さな的を馬上から、しかも強風で、曲線を描く砂浜の馬場で当てようとするのだからスゴイ。
これは命中。
この割れた的は縁起物として破魔矢とセットで1000円で販売される。
買おうか悩んだけど、後の処理がわからないので止めておいた。
割れずに的をぶち抜いている。
向こう側の幕の歪みっぷりからも、破壊力が高そうなのが推測できる。
という感じであっというまの2時間で笠懸は終了。
ああ、見足りない・・・もっと別角度から見たかった・・・
終わったので、馬具を外して休んでいる馬を見に行く。
幼女(外人)からの人参をボリボリと食べる馬。
馬を触ると、思っていたよりも汗をかいていてジットリとしていた。
よく見れば血管もパナイ。
馬もカッコいいけど、アブミもカッコイイ。
謎のマグロもカッコイ・・・イヤ、んな事はない。
今日は幸いにも当初の天気予報では真夏日との予想だったけど、
実際の天候は曇りで風も強く、かなり過ごしやすかったので、まぐろの中の人も多少は楽だったのではないかとwww
そして祭りが終わった海岸。
全体ではこんな感じの場所。
ここの海岸を左右往復する感じで笠懸が行われる。
ただの海岸ではなく、丁度いい感じの曲線の海岸でやるとか、かなり考えられたイベントだよなー
そして時間もまだ15時だし、当然みんな一斉に帰るから混んでいるわけで。
つーことで、ハイキングコースと書いてある海岸線を歩く事にした。
ここも先日の葉山、観音崎とはまた違う地層。
ここはだいぶ磯臭い。
しかし、ハイキングコースと書いてあるわりには人がいない。
景色はかなりいいんだけどさ・・・
それもそのはず・・・
このハイキングコース、満潮だと通れませんよね??????
つまりどういう事かというと・・・
こういう事だよ!
きれいな海を見つつ、海水に浸かった足を乾かすおっさん。
強引に突破してきたから足濡れちゃったよ!!!
そりゃ海水あったら人通らないよ!!!
コース間違ってるのではないかと不安だったけど、コース結局合ってるし!!!
そして三浦道寸のお墓を見てー
近くのホテルの日帰り温泉に入り、本日の旅は終了。
鶴岡八幡宮とここ油壺のどっちが良いか?と聞かれると、どっちもどっちかなーと思う。
ここの良さは、比較的人が少ない上に左右から走るので、凄く見学しやすい。
悪い点はないけど劣る点として、馬場が砂なので音の迫力がない。
更にコースが曲線で、的も左右ある為に、安全を期すために馬場から見学席までの距離が遠い。
そして地域的に遠いし、ここ以外の観光ポイントもないし、美味そうな飲食店もほぼなし。
で、じゃー1回しか行けないならどっち?となるときっとココに来ると思う。
やっぱり人が少なくて見やすいっていうのは大きなポイントだと思う。
来年も来て、今度はもっと別の角度で、もっと上手い写真を撮りたい。
今週末は・・・未定。