あおい
という事で北の方面二日目。
仙台の夜を堪能し翌日は雨・・・
仙台駅前からバスで作並温泉方面のバスに乗り込んで約1時間。
ニッカウィスキー工場を目指す。
ウィスキーがお好きでしょ?と美女に言われても「いやお酒そんなに飲まないし・・・」と素で余裕で返せるし、
家にテレビないから、マッサンがなんたるか良く知らないけど、ブームっぽいので乗ってみたわけでして。
ニッカ橋で下車。
バス停が曲がっているのはカメラのせいではない。
1時間に1本のバス。
電車で来ることも可能だけど、駅からちょっと歩くのでバスの方が楽といえば楽かも。
橋を渡るとすぐに工場が見え、5分くらい歩くと入り口&受付がある。
この時点で既にあまーい匂いが漂っていて、「こんないい香りで働けるとか素晴らしい・・・」と思っていた。
工場の全景の画像を間違って消してしまったので・・・ないんだなこれが!
約1時間のツアーと聞いていたけども、実質見学が20分、試飲が10分、
強制買い物が30分という感じなので、実質30分くらいで終わる。
甘くていい匂いなのは遠くにいる時だけで、近くになると甘すぎて辛いことが判明。
本物なのか偽者なのか区別はつかないけど雰囲気はある。
原酒の味ってどんなのだろうか?
聞きたかったけど複数名でのツアーの中、ソロは自分だけだったので恥ずかしくてムリッス。
悪いツアーではなかったと思うけど、良かったかと言われると微妙かも・・・
試飲では2種類を比べてみたけど・・・
違うのはわかるけど、どっちが美味いのかなんてわからない。
そもそもさ・・・
「すっきりと甘く熟成した華やかな香り、バニラ香と穏やかなピート香との調和。
柔らかな味わいをエレガントに深めるフルーティーな甘酸っぱさが特徴です。」
・・・とか言われても全くわからん!!! 俺を全世界規模の壮大なウソで騙そうとしてない?!
なんとなく騙されている気がしたので、一番高いやつでも買ってみようと思ったらケタが違ったので断念。
とりあえず、宮城峡12年のシェリー&スイートを買ってみた。
そして今も飲みつつ書いているけど、どの辺がシェリーなのか全然わかりません・・・
そもそもシェリーは尾崎豊くらいしか知らなかったけど。
試飲と買い物のところには、ニッカがウィスキーを売る前のリンゴジュースとか展示されていた。
有料の試飲コーナーもあったけど、あまりお酒に強くないので飲まず。
それに今日はこのあとそれなりに歩く予定だから。
ニッカ工場を後にして、作並駅へ徒歩30分。
歩道に雪はあまりないものの、所々凍っていて滑る。
作並温泉から電車で20分、山寺へ到着。
立石寺を見に来たのだ。
駅のホームからもよく見える、断崖絶壁とまではいかないもののそれなりの場所にお寺がある。
駅近くの広場では、地元民により小さな雪像祭りが開催されていた。
子供とかが作ったと思われるのだけど、予想よりもクオリティ高くてビックリ。
妖怪は100%展示があると思ったけど、まさかコレがあるとは思わずに笑ってしまったw
立石寺入り口というか、登山口との表示があるのである程度気合を入れる。
奥の院まで1時間くらいらしいけど、この雪では+15分は見るべきかなーと。
本堂。
木造と思われるのに触らせるのは珍しいような気がする。
すぐにお腹壊す身なので、お腹をサスサスしまくった。
ここは松尾芭蕉ゆかりの地であり、あの有名は俳句が読まれたところなのだ。
ここから先は有料。
そして、ハードな展開が待っていた・・・雪が固まってて歩けませんwww
下の画像の手すりの横を見ればわかるように、降りはなんと滑って降りるのだ!
滑って降りるのは予想していなかったけど、雪が凍って登れないだろうと思って簡易アイゼンを用意していた。
靴にアイゼンをセットして登っていく。
同じくアイゼンを用意して登っていく人もいるけども、普通の靴で登っていくチャレンジャーも多くてビックリ。
思ったより階段は急ではない。
しばらくするとせみ塚に到着。
ここで芭蕉は、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだのだ。
だが今は蝉の声ならぬガキの声が響く・・・
こんな凍結して滑るところに子供を連れてくるなよ・・・コケて怪我するに決まってるつーの、ホントに。
そんな感じでどんどん登っていく。
だんだんいい感じの景色になってくる。
途中でまたしても仏像に触れる。
左が減っているのは、多分手袋を左から外す人が多いからと見た!
さすがに右上の建物には行けないようだ。
そして絶景ポイントに到着!
ひゃっほう!最高だぜえ!!!!
芭蕉の野郎が気に入るのもわかるぜ!!!
気に入ったのでしばらく滞在後、奥の院を目指す。
ここでも途中で仏像に触れるので、なでなでする。
奥の院近くにポストがっ!
なんだか酷いような酷くないような・・・
ようやく奥の院が見える。
とうちゃーく!
なんだかんだで50分くらいで到着して拍子抜け。
多分雪がない状態で見学なしでダッシュだけかますと15分くらいで着くんじゃないだろうか。
そして帰りは手すりを持って、スーーーーッと滑って降りる。
なんだか小学生に戻った気分でちょっと楽しかったりする。
なんだかわからないけど、立石寺はここに来たのが初めての気がしませんでした。
過去にどこか似たような場所に来ただけだとは思うんですけどね。
懐かしいような感じがしていい所でした。
また何時か、今度は紅葉の季節にでも来ようかなーなんて思ってます。
そして近くのお店で芋煮とオヤキを食べる。
若いころはこんなの貧乏くさっ!と思って見向きもしなかったのにね。
今じゃむしろ望んで食う自分が恐ろしい。
そして山形に出て、そこから新幹線に乗って帰路に着くのだが・・・
山形新幹線は福島までは在来線を使うので遅いということを知る。
つーか、室内の温度低すぎてビックリなんですが・・・寒くて眠れない新幹線とか初体験。
そんな感じで本日の旅は終了。
うーん、今回もいい旅だったな!!!
意図せず初の山形観光も出来たし、東北は秋田で全て出掛けた事になるな。
いつ急に行きたくなるかわからないし、秋田の観光地でも調べておくか。
今週の予定はパンチラ展の予定。
べ、べべべべべべつにパンツが見たいわけじゃないんだからね!!!
パンツなんて毎日見てるし履いてるし!!!
どんなアートを魅せてくれるのかチェックしにいくだけだかんね!