成田太鼓祭を見てきた
というわけで、成田に行ってきた。
朝も早くから・・・と言いたいところだけど、到着した頃にはお昼を過ぎていた。
やっぱり千葉はちょっとだけ遠い。
駅から人の波に合わせて動くと太鼓の音が聞こえてくる。
今日と明日の二日間は成田太鼓祭なのだ。
駅から成田山新勝寺への道は、思っていたよりも雰囲気もあり、成田空港に近いせいか外人の姿も非常に多い。
本当に昔からこんな面影だったのかはともかくとして、外人受けはしそうな古き日本な感じの街並みだ。
成田山は有名だ・・・特に年末年始のCMで。
なのでどんな感じなのかなーと思っていたのだけど・・・
一言でいうと・・・なんだか凄く儲かってそうだなwww・・・かな。
綺羅びやかな建物が多くあり、
奥には静かな公園もあり、ちゃんとした観光スポットです。
悪く聞こえてしまいそうですが、やっぱ宗教は金あんだなって感じ。
でも、その分見応えがある場所が多かったと思います。
歴史があっても寂れていたら、なかなか普通は良さは発見しにくいと思うし、
ならばわかりやすく派手に行ったほうが、共感が得られやすいと思うで、戦略は正しいと思います。
そんな成田山新勝寺までの途中に何ヶ所か小さなステージがあり、そこでチームにより演奏が行われる。
全体を見渡すと丁度こんな感じなステージのだけど・・・
そんなに大きくはない反面、ステージとの距離が近くて太鼓の振動が凄い!
ビリビリしまくりで、近くに寄れば寄る程に振動で痺れて、体で太鼓祭りを体感出来る。
ただ、逆に言えば撮影には事前に陣取っていないと難しい。
上のチームなんかを、このあと撮影しに近くに行こうとしても、見ての通り近くに寄れないので撮影は難しいのだ。
事前知識もなく、どのチームが凄いのかもわからない。
撮影の有無はさすがにないと思うものの、単純な高校生部活の延長みたいなのを撮るもの気が引けるし、
ここまでノープランで来たのはいいものの、正直困っていた感じは大きい。
そんな感じでとりあえず1グループくらいは撮影したいなーとは思っていて、
なんとか最前列とまではいかないものの、ちょっとだけ撮ることが出来た。
今回なんとか撮れたのは、「和太鼓 批魅鼓」というチーム。
いやー、凄いのよ、なにが凄いのかはわからないけど、やっぱり振動だよね。
演者と観客が一体感を感じれるというかなんというか。
こっちは当然太鼓の知識は皆無だけどさ、演者も楽しそうだし、これが楽しくないわけないじゃないか。
それに距離が近いのもいいよね。
あと、太鼓も美しい。
このチームに限らず、太鼓を叩く人達は全体的に若い人が多かったし、女性も多かった。
パワフルという点では男性に軍配が上がるのは仕方ない。
しかし女性ならではの妖艶さや艶やかさは素晴らしいものがある。
素人として他のと聴き比べた感じでは、かなり良かったと思うチームでした。
こんな風に成田のあちこちで太鼓の音が響き渡っていました。
youtubeにも動画があったりするのですが、正直太鼓の良さは一切伝わらないと思います。
なので貼らないのです。
多分、先にyoutubeで見てからでは、太鼓祭りを見に行こうとかは思わなかったでしょう。
動画ではポンポコ軽い音が響くだけで太鼓の良さが全然ないです。
それだけ実際現場で体感できる振動と空気が素晴らしいので、是非一度は見た方がいいと思ったのです。
そして街道沿いのお店とか。
お煎餅とか。
漬物とか。
団子とか。
うなぎとか。
たっちゃん漬物とか・・・
怪しいお店とか。
中々雰囲気があって良かったです。
そして徐々に日が落ち始め、境内では本日最後の演奏が。
距離も機材もあり、目の前には人が多数いて撮るのが難しかった・・・
最後はプロの演奏(名前忘れた)だったのだけど、いやー格が違うなと。
太鼓を叩いているんじゃなく、操るという表現をしたい。
他の人がヘタとかそんなんじゃなく、魅せる方向性が違うというべきか・・・これは凄いなと。
最後の締めに相応しい素晴らしいプロの演奏でした。
周りの人もスゲースゲー騒いでてこっちは逆に引くくらいに・・・
でもスゲースゲー言う気持ちは凄く分かるくらい凄い。
とはいえ、最後まで見てしまうと超混雑しか予想出来ないので途中で抜け出す。
街道沿いはキャンドルライトによるライトアップが始まりつつあった。
もう少ししたら暗くなるし、雰囲気はかなり出そう。
そして成田空港へ。
このまま飛行機で帰るわけではなく・・・電車に乗るよりもバスの方が楽に帰れそうだから。
飛行機の乗り方はわからないというか覚えてないのだけど、一応成田には3回位は来たことがある。
ただし電車で来るのも初めてだし、空港内を個人の判断で動くのも初。
バスの時間まで1時間くらいあるので、空港内を見たり、展望デッキで飛行機を見ていた。
空港内の写真を撮ろうと思っていたのだけど、思っていた以上に警察官が多くて気が引けてヤメタ。
そんな感じで本日の旅は終了。
太鼓の良さが理解出来て良かった感じですが、
もう少し千葉が近かったらもうちょっと遊びに行けるのになぁと思わずにはいられない・・・そんな感じの一日でした。