刑部岬に行ってきた
刑部岬、それはギョウブ岬と読む。
ですが自分はケイブだと思って、岬の癖に洞窟なのかよプププとか一人で突っ込んでました。
刑部岬は千葉県の旭市にあります。
着いてから知ったのですが、あしたのジョーの作者の育った所のようで、いくつかジョーと力石の微妙な石像が立てられていました。
刑部岬は日本の夕日50選に選ばれている場所という事で来てみたのですが、それ以外の理由に孤独のグルメの聖地巡礼も兼ねて選びました。
孤独のグルメのシーズン2の7話に出てくる食堂がここにあるのです。
まずは旭市で降りて、そこからローカルな路線バスで銚子駅行の奴に乗り、15分くらいで「食彩の宿いいおか入口」に着くので下車。
バス停の横には稲荷神社があり、鳥居が並んでいて割と良い感じなので撮影と今回の旅の無事を祈願。
そこから徒歩10分くらいで、目的地のつちや食堂に到着。
食事は、刺身定食(メカジキとアジ)と、”めったに食べられない”と書いてあるはまぐりの天ぷらをチョイス!!
メカジキの事をメカって略していて、「メカとアジ一丁!」といっていて、生なのに機械なのかよ・・・と心のなかで突っ込んでました。
ですが、それ以上に店員のおばちゃんズは、昼ドラの展開にツッコミを入れてました。
客が飯を食べている横で、店員は昼ドラを見つつ突っ込んでいて「あんな風に押しても死なない」「もう穴掘ったの?ムリでしょwww」とかこんな実家感覚の展開をされるお店は初めてでむせる。
自分も一緒に昼ドラに突っ込めば良かったなぁ・・・とコミュ障な自分に後悔していたり。
あ、メカもアジも、はまぐりも当然美味しかったです。
特にメカが美味いのです。
そして刑部岬を目指す。
↓の画像の左に出っ張っている地形が刑部岬というか屏風ヶ浦になるんだろうか?
目測ではゆっくり歩いても2時間もあれば着きそう。
孤独のグルメの展開では、あの岬の下からこのお店まで食事を探すために歩いてきたんですよね・・・ちょっとムリがある距離なんじゃないかなーwww
九十九里海岸が弧を描いていて美しい。
よく考えれば、九十九里自体に来たのも初かも知れないなぁ
寒いものの、日差しがあり日に照らされた半分は暖かく、残りは寒い。
そんな感じで海岸線沿いにひたすら歩く歩く。
途中漁港に到着したものの、全然船が見えない・・・普通なら戻っている時間だろうになー
と思ったら、更にずっと奥に沢山の船がありました。
そして漁港を経由してぐるっっっと大回りして、ようやく屏風ヶ浦が見える位置に到着。
断崖絶壁な感じが屏風っぽいから屏風ヶ浦って名前だと思うけど、色もキレイに交互になっている辺りも屏風っぽいのかも知れない?
目的のスポットはこの上なので登らなければイケないけど、途中遊歩道があるので登るのはあんまり苦労はしない。
遊歩道の途中で神社を発見。
海津見(わだつみ)神社かーと名前だけ確認しスルーしようとした所、なんだか行かないとイケないような気がして神社の方に歩き出すと、神社の横に凹んだ場所が見える。
ん?んんん???と思って近づくと、不思議な石像がぽつんと祀られている。
最初見た時は、ちょっと不気味だったけども・・・
他の海津見神社が龍神樣が祀られているようなので、多分ここも龍神樣だと思います。
そしてようやく上に到着!
なんだかんだで時間は掛かったけども、それでも夕陽の時間まではちょっと長い。
なので、岬にある喫茶店で一休み。
ここも孤独のグルメに出てきたお店なのです。
ゴローさんはレアチーズケーキを選択していたけども、チョコを選んでみました。
そんな感じで一休みをしていると日没の時間となり、岬へ。
今日歩いてきた街並みを上から見下ろす・・・美しいの一言。
平日というのもあったかも知れませんが、この場所から夕陽を眺めているのは自分以外には1組しかいませんでした。
ちょっと寒かったですが、それでも素晴らしい景色を見れたのだから問題はありません。
最初のお稲荷さん効果なのか、はたまた龍神様の効果なのか、おいしい食事に美しい夕陽と、今日もいい日でした。
そんな感じで本日の旅は終了。