岐阜に行ってきた(妻籠宿、馬籠宿編)
旅行最終日は、妻籠宿から馬籠宿までを見て回った。
妻籠宿は岐阜じゃないような気がしなくもないけど、細かいことは気にしてはいけません。
更に今回は画像が30枚を超えていてスマホでは開けたくないですが、それだけ良い場所ってことなのでドンマイ。
岐阜の旅も3日目で最終日です。
今回は妻籠宿から見て回りましたが、どっちから見たら良いのか悩みました。
馬籠宿は、最寄りの駅である中津川駅から遠いもののバスは1時間に1本ペース。
妻籠宿は、最寄り駅の南木曽駅から比較的に近いもののバスは1日3、4便で、仮に歩くと駅から1時間くらい。
南木曽駅は中津川駅より更に奥で、特急以外は中津川駅で乗り換えるパターン。
悩んだ結果・・・
妻籠宿から馬籠宿行きの10:12分発の路線バスに乗り、馬籠峠へ。
峠を歩いて馬籠宿に向かうコースを選択。
南木曽駅からタクシーで1350円くらいで到着。
まだ9時前で誰もいない妻籠宿は天気も良いし、最高に気持ちがいい。
右にある岩は鯉岩という岩で、ただの岩にしか見えないけど昔は鯉っぽかったらしい。
鯉岩の上から妻籠宿方面を見る。
もうちょっと奥には城跡が高い場所にあったので、そっちからだともっと見晴らしが良さそうだけど時間もあまりないし、それにここからでも十分に気持ちがいい。
高山は作られた感が大きかったですが、ここも作られたのかも知れないけど建物が色落ちをして凄く雰囲気があって風情を感じます。
家先の飾りも素敵なのが多くて撮るのに困ってしまう。
そして脇本陣奥谷
ここも素晴らしい建物です。
中でもやはりこれでしょう。
冬の晴れた日にしか見れない幻想的な光景。
自分は朝早かった為、光が斜めになっていますが、お昼くらいになると囲炉裏を照らす形になって更に凄いことになるようです。
まだ囲炉裏の火をいれたばかりで煙の量も少ないので光も弱いみたいです。
くそっ!それを知っていたら妻籠宿を後にしたのに・・・と思わせる程に美しいのでした。
あっという間にバスの時間になってしまい、全然見学出来なかった・・・
妻籠宿よりバスに乗り、600円支払い馬籠峠で降りる。
普通に妻籠宿~馬籠宿を歩くと3、4時間は掛かるみたいなので、本当なら歩きたいけど今日が最終日で時間がないので止めました。
峠から馬籠宿までは9割は下りで、40分くらいで着くのでかなり楽に歩けます。
この中山道を昔の人は歩いたのかと思うと、短い距離ですが感慨深いです。
歩きやすく整備され景色も中々良いので、新緑の季節や紅葉の時期とかいい感じそう。
最後にちょっとだけ登ると、恵那山が目の前に広がる景色がお出迎えし、馬籠宿に到着となります。
馬籠宿も妻籠宿同様雰囲気があってたまらん感じ。
更にここは石畳だし、曲がりくねった急な坂道だし、そういう点でも雰囲気が出ますよね。
そして有名な水車からの景色・・・だけど残念ながら動いてない。
お腹も空いたので昼飯は、蕎麦と栗おこわ。
蕎麦の上の漬物はすんき漬けというヤツで自家製との事。
説明するまでもなく両方とも美味いので、両方頼むのはやり過ぎたかと思ったものの全然余裕でした。
そんな感じであちこち撮って回ったり、島崎藤村を見学したりしていたらあっという間に予定時間となってしまった・・・全然時間が足りなかったです。
ああ、もっと余裕を持った日程を組めば良かった・・・ゆっくりと栗ぜんざいでも食べながら休憩したかったなぁ・・・
そしてバスで中津川駅に戻り、本日の旅は終わりとなるわけですが、まだ家に着くまで5時間は余裕で掛かると思うだけでオシリが痛くなる。
今回の旅もどこも楽しかったですが、馬籠宿、妻籠宿は最も良かったです。
もし古い町並みを見たいと思うならば、高山ではなくこちらに来るべきだと思います。
こちらは高山と比べてアクセスも悪く、華やかさもなく、現代的ではありませんが、その分静かで、風情があり、素晴らしい景色を見ることが出来ると思います。
一度行った旅行先には基本的に2度目はないのですが、ここはまた来て今日とは違った景色を見たいと思わせてくれる場所でした。
ゴールデンウィーク終わった辺りの平日にでも休み取れたら泊まりで来てみようとか思っています。
・・・おっさん一人でも泊まらせてくれる宿があればの話ですが。
そんな感じで岐阜の旅は無事終了、いい旅でした。