ほっとけや温泉・・・?!
そんな名前の温泉はこの世界にはありませんが、ゆるキャンでは存在しています。
ならば行くしか!
そんな感じで今回は山梨にある「ほったらかし温泉」へ。
実は今回は例の噴火のあった草津温泉へ行こうと思っていたのだけど・・・
周りに話したら「普通この時期にいく?!」とやる気スイッチをを破壊されて断念。
やっぱ人に趣味な事は話すべきじゃなかったかなーと少し後悔、あぁ温泉・・・
もう今回も家で猫と遊ぶかなぁ・・・
と帰宅してゆるキャンの4話を見ると、ほったらかし温泉奥にあるキャンプ場に向かう回だった。
・・・こ、これだっ!!!
という事で、8時丁度ではないあずさ2号でもない特急あずさ3号に八王子から飛び乗って山梨市駅へ。
ゆるキャンの聖地巡礼もあるけども、このほったらかし温泉は一度は入ってみたかったし!
無事山梨市駅に到着。
しかし相変わらず平日なのに特急あずさの指定席は満席だ。
ここまで3時間とやや遠目なのもあるけども、特急も満席、横浜線も乗車率120%だし、だからこっち方面は行かない。
しかし・・・山梨は甲府盆地のせいで雪がすっごーいイメージがあったのだけど、たまたまなのか、雪がほぼない状態でビックリ。
むしろ今だけならば、ウチの前の方が雪が沢山あるのですが・・・念のために簡易アイゼン持ってきたのに。
最終目的地の温泉は、駅から4キロちょっと。
実は一日3本しかないのだけど、途中約3キロ地点のフルーツパークまでコミュニティバスが出ているので、これを利用するのも一つの手ではあります。
が、まぁ若いので4キロ程度余裕でしょう(フラグ)
4キロとはいえ延々とゆるい登りです。
多分、あそこが目的なんだろーな・・・というのを遠くに眺めつつ蛇行して登ります。
作中にもありますが、街灯がさくらんぼだったり、ブドウだったりします。
山梨といったら桃も有名だよなーと思ったものの、この街灯に桃だとなんとなくエロイからダメなんだろうな。
ちなみに蛇行せずとも、農道を使えばドストレートに登れるようだけど・・・多分それは体力が尽きる。
そして富士見塚辺りで右を向くと・・・
おおおおおおお!見えた!富士山!おはようございます!さっきまで全然見えなかったのに!
こんな風にこちら側からしっかりはっきり富士山を見るのは多分初。
名もなき展望台より。
なんとうか、こっちから見る富士山はまるで山々の上に建てられた神々の神殿のようだ。
富士山を遠くから見ると幻影のように感じる事が多いけど、ここからの景色だと更に現実感を感じない。
そして作中にも出てきた交差点というか坂。
案内板的には目的地は右だけど、真っ直ぐでも行けます。
もうここまでで3キロだろうしなんだ楽勝じゃん、作中では一部を除きゲッソリしていたけど!若者よこの程度で(笑)
と思ってたら、この坂からが本番でした・・・このノリの急っぽい坂がほったらかし温泉まで続きます・・・
そしてフルーツパーク内の展望台へ一旦退避・・・もう汗だくでゲッソリ。
あれ?なんか作中と違うな・・・?しかもまた富士山隠れたし!更に作中でスイーツを食べていた建物は工事期間中で入れないし!スゥイーーーーーーツ!
ようやくほったらかし温泉っぽいのが近くに見えてくる。
やっと到着!思っていたよりしんどい・・・若さが足りないのを痛感・・・というかこここで亀?
ここには2つの絶景露天風呂があるのだけど・・・1つは設備故障で入れなかった・・・2つの温泉をはしごしたかったので残念。
そして作中で食べていた(アニメだと次回5話かな?)おんたま揚げ!
半熟卵を揚げたヤツ!これが美味くないわけがなーーーい!
のだが、これが予想外の大惨事が発生させるアイテムになるとは・・・
思いっきりカブりついた温玉から熱い黄身がブシャーーーーーーーーー!!!
なんだよ梨汁かよ!フナッシーかよ!そういえばアイツ今どうしているんだ!?
そんなこんなで上着とカメラがツヤツヤの黄金色に染まるという激熱に発展。
カメラにはある程度は防水はあるとしても、防黄身はどこまで機能しているんだよ・・・
そして温泉に入るわけですが、当然画像はありませんが・・・
その景色の良さはここまでの風景を見ればわかるように、絶景以外に言葉はありません。
ただ、もう1つだけ伝えたい事としては・・・
スーパーぬるい温泉だよ。
熱い温泉は苦手ですぐに半身浴風になってしまうワタクシですが、いくら浸かっても汗をかかないほどのぬるくて困惑。
いつ温泉から出ればいいのかわからないくらいに体が温まった様子を感じない。
だけど、実際には汗をかいていないわけではないようで、なんだかんだ90分も入っていると脱水症状なのか、微妙に頭痛が発生する展開。
これはまずい展開だとすぐ温泉から出るものの、スゲー寒くて鳥肌立ちまくりだし、あ、これポンポン痛くなる展開だし、最悪風邪ひきそう・・・
水分補給と水分排出を済まし、帰路へ着くことに。
ほったらかし温泉のあと、フルーツパーク内の温泉に浸かってから帰るつもりでしたが、体が寒いし頭痛も痛いので、バスで帰ることに。
微妙に時間があるので、フルーツパークでほうとうとワインを食べる。
正直どこまで本格的なほうとうとワインだったのかは疑問だったけど、本格的なのが何か微塵もわからないので十分にアリ。
そしてスイーツも諦めきれないので、フルーツパーク内の別の場所でイチゴパフェを食べたりした(食べてしまったので画像なし・・・)
富士山の入れ物がかわいい。
人が全くいないフルーツパークではあったけど、このレストランだけはババァマダムのランチタイムで賑わっていました。
頭痛いし体だるいしのに、ほうとう+イチゴパフェ+ワインとか少々やり過ぎた・・・これヤバイなぁ・・・
と思いつつ、帰りのバス停を探していると・・・
あ!!ここじゃん作中に出てきたとこ!
富士山が見えたら完璧超人だったんだけどなーオシイ。
そんな感じで重い体で帰路へ着く。
帰りは普通列車で戻ってきましたが、途中の記憶がないくらいに爆睡してました・・・やべぇこれ仕事休みそうだわ・・・
昼間の景色も凄く良いですが、ここは新日本三大夜景の1つに選出された場所です。
自分のような車がない人間でも、ここにキャンプで泊まれば気軽に夜景が撮れそうな気がします。
近くまでバスで200円で登ってこれるし、温泉もあるし、絶景だし、首都圏からもそんなには遠くないし、良い所なんじゃないですかね。
今年の秋頃までゆるキャンブームが自分の中にあるようならば、ここにまた来るかも知れません。
あ、ちなみに今超元気です、若いし。