大菩薩峠に行ってきた
リーリカル~トカレフ~キルゼムオ~~~ルぅ♪
という事で、今回は大魔法峠の聖地巡礼として、大菩薩峠に行って来ました。
・・・ええ、うそです。
名前が元ネタであろうだけで、場所も内容もなんも関係はありません。
まぁその名前から大菩薩峠にひかれた部分はなくはないですね。
もし大魔法峠が無ければ大菩薩峠を知ることはなかったでしょう。
初心者向けの山とあるし、リハビリには丁度いいかなぁと思い行く事に。
最寄りの駅は甲斐大和駅。
ここなら中央線の特急を使わずに行けるので、混雑しないで行けるのも良い点だと思う。(休日はシラナイ)
結局今日の電車は、行きも帰りもずっと座って移動出来て楽だった。
駅にはマイクロバスが待機していて、30人くらい乗れるようだ。
平日の今日はざっと10人くらい乗って出発、初心者向けで人気のコースと聞いていたが平日ならこんなものか。
終点の上日川峠までは1000円。
だけど、終点では降りず、一つ手前の小屋平で降りて石丸峠を経由して大菩薩峠を目指すコースにした。
ちなみに小屋平までは950円。
いきなり入口の段階で倒木。
これ以降も結構倒木が道を邪魔をしていた。
予想よりもキツイ・・・
登りが70分で降りが40分のコースなので、多分急なんだろうなぁとは薄々気がついていたのだけど。
最初の大菩薩湖の眺め・・・ふぅ一息付ける。
この後も何度も湖を見る事になる。
ある程度登ると、比較的なだらかになってくる。
30分もあるけばエンジンもかかるし、多少はなんとなく楽になるね。
もう少しで分岐点の石丸峠。
正直最初だけだったかなー辛かったのは。
そんな最初も別にいうほどきつくはないし、同じ1時間でも先日の茶臼岳の方が辛かったような気がしなくもない。
そして急に展望が開けると石丸峠に到着!
空の方向的には曇りだけど、歩いている場所は日が差していたので暑いくらいだった。
いしまる~いしまる~電気の事なら石丸電気~って結局一度も行った事なく消えたわ。
石丸峠を後にして、熊沢山経由で大菩薩峠を目指す。
熊沢山から石丸峠を振り返る。
ここまで見知らぬおっさん2名と同じよう動いていたのだけど、おっさん達は大菩薩峠ではなく反対方向に行ってしまったようだ。
小菅の湯とかに向かうコースだろうか。
そして苔生した熊沢山を越えてー
はい!大菩薩峠に到着!
9:00スタートで10:40着と、意外にもコースタイム通り。
体力もないから休み休み登っていたので、目標11時のつもりだった。
そしてここで少し早めのお昼に。
富士山は見えないけども、目の前に広がるパノラマは素晴らしい!
それにここでお昼にした理由がある・・・それはここに山小屋があり、トイレがあるからだ!!!
自分が歩かなくなった理由の1つに「すぐお腹が痛くなる」というのがある。
食べても痛くなるし、寒くても痛くなる、むしろ何もしなくても急に痛くなる。
ホント何度腹痛を堪えながら山を歩いた事か・・・何度山道の影で出してしまおうと思ったことか・・・
そんな感じで食事とトイレを済まして次に進む。
この時期と今日の暑さで人それぞれ恰好が違う。
半袖もいるけども、多くは長袖といった感じ。
自分も当初は長袖だったが、汗を大量にかいているのでこれが風に吹かれて気化熱により凄く寒くなる展開に。
低体温症とかシャレにならないので、薄手のフリースを着こんで事なきを得る。
いやホントに念の為に持ってきてて良かった・・・
振り返れば介山荘も遠く、湖もかなり遠くになっている。
しかし富士山見えないなぁ・・・
峠まで来てしまえば、大菩薩嶺までは比較的大したことはない。
いやまぁ自分には十分すぎる程ですが・・・ぜぇぜぇ
雷岩かと思って撮ったら、その前の岩だった時。
もう結構グロッキーなので、15分くらいここで寝る。
登らなくなった理由の一つに、「徹夜はもう無理」というのがある。
30代までは12時間くらい勤務して2時に帰宅してそのまま4時には家を出発だぜ!が平気でしたが・・・
ある日の山で開始10分で今までかいた事のない冷たい汗と頭痛と肩の重さと嘔吐を体感した時に、「ああもうこれは無理はしてはイケナイ年齢なんだろうな・・・」と心の底から痛感して、これが最終的な切っ掛けで止めました。
今でもあの時の記憶は鮮明に残っています・・・
仮眠後に再度出発し、取りあえず目的地の雷岩に到着。
あとはひたすら下るだけ。
大菩薩嶺の山頂は見ないのかって?展望ない山頂に興味ないデスネ。
そして下り。
雷岩近くはかなり急で、かつ岩が散らばっていて、正直下りには向いていないと思う。
かと言って、この急なのを登るのかーと思うとそれもヤダなぁ。
そしてひたすらだらだらと下り、福ちゃん荘。
丁度という感じで空は曇りがちになってきた。
今日は雨男ではなかったようだ・・・セーフ!
そして終点の上日川峠に到着!
最終的には13:00ちょいすぎに到着という形で終了。
バスが14:00発なのでそれまでには間に合えばいいやーと思ってダラダラ歩いていたけど、意外といい時間に戻ることが出来た。
多くの人は、ここ上日川峠を起点にぐるっと大菩薩峠を一周する感じで回ると思う。
ここからならトイレもあるし、水も弁当も売っているし、万が一の忘れ物にも対応できるし正解だと思う。
もしここから登るなら、時計回りに最初に雷岩を目指す唐松尾根を通り、雷岩から大菩薩峠に行き、そこから下るコースが良いような気がする。
そして温泉に入る。
もう汗が乾燥して、顔がざらざらしてて結晶化してる。
舐めると割と美味いのが困る。
有名な所は本日水曜日は店休日という事で、マイナーな福祉センターに行く事に。
一般も歓迎だけど、基本的には周囲の老人対象にやっている温泉施設らしい。
大きな施設ではないので、タイミングが悪いと混雑して入れないらしいけども・・・自分の時は2名程度しかいないので、楽々入ることが出来た。
アルカリ性でぬるぬるするタイプで正直キライなのだけど・・・ぬるぬるもきつくなく、温度は低めでゆったりと入れたので悪くはなかったです。
甲斐大和駅付近には微妙な食事しか出来ない感じなので、本厚木まで戻って来て食事することに。
うーん、やっぱり運動の後は肉っしょ!!という事で、久々にバッファローキングへ。
ヒレの300gをミディアムレアで!
あー・・・わかっていたけど、やっぱりいき〇りステーキより全然うめーわ・・・
(画像なし・・・食欲に押されて撮るのを忘れた)
そんな感じの大菩薩峠でしたが、確かに危険な場所はほぼなく、距離的にも初心者向けだとは思いましたが・・・もう体力がないおっさんには十分過ぎる程に疲れました。
10月中にはもう一か所くらい日帰りで山に登りたいなぁと思っていますが、さてさてどうしようかな。
まぁトイレが途中にあるコースでね・・・