赤沢宿から奈良田温泉までゆるキャン聖地巡礼っぽく
というわけで翌日。
早朝の下部温泉は寒い・・・余裕でマイナス2度。
赤沢方面に向かうバスは一日4本しかない。
身延からやって来て、ここ下部温泉の駅前を通過していく。
今回は、ゆるキャン7巻で登場した赤沢宿、奈良田温泉を目指す!
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早朝の駅前には誰もいない・・・わけではなく、それなりに電車に乗るための送迎で車がちらほらやってくる。
そしてバスにたった一人乗り、赤沢方面へ。
そして見慣れたトコキターーーーーーっ!
ここから徒歩で約30分で赤沢宿に到着となる。
それなりに急坂で、4ストのビーノでは無理なのでは・・・と思ってしまうけど、まぁそれを言ったら他のお話しでもビーノでは無理なのではと思う場面もあるし問題はない。
まだ8時台というのもあるけども、誰も見かけない・・・ホントに静かだ。
赤沢宿に着いても坂道は終わらない。
地区の高低差だけで100Mらしいので結構疲れる。
とはいえ、景色や雰囲気が良いので疲れはあまり感じない。
ここが石畳エリアの終点。
そしてこれを撮っている時に、後ろの山からギャッ!フゴッ!等の奇声が聞こえ、え?熊?イノシシ?ヤバくない?と考えていると、草むらがザザッ!とかき分けられ、中からサルが数頭飛び出して来て下まで転げ落ちていくように下って行った・・・マジコワイ。
9時を過ぎた辺りからようやく人が見え始めるのだけど、なんだかみんな車で登ってくるんですが・・・あまり住んではいないのかな?
そして貴重な休憩所である清水屋もオープン。
疲れたしお腹空いたので、さっそく中へ。
誰もいないし静かですげー落ち着く・・・
ちゃんとゆるキャンに出てきた場所も当然あります。
あーーーーー・・・コタツからもう出たくない・・・
やはり気温が寒いのでコタツの魔力が倍増されており、コタツの中にいる「妖怪コタツ河童」が強化されている!
そういえばコタツに入るのなんて何年振りだろう・・・どこかの温泉に行った時に入ったような記憶があるようなないような、そんな昔の話だ。
そしてまめもちを当然のように買う。
そしてここで痛恨のミス。
引きの絵から餅のアップを撮ろうとするはずが、何故か無意識にまめもちを食べ始めてしまう、気がついた時にはもう餅は全て胃袋へ・・・これも妖怪のせいなのかも知れない、うんそうだ。
まめもちは志摩リンの感想同様に「色んな豆が入ってて・・・うまい」「ちょっと柑橘系っぽい味がする」でした。
まじうまし。
そして甘酒は飲んでいません・・・苦手なんで・・・
しかしホント滅茶苦茶静かです。
日曜なのに観光客は自分以外では2組しか見えません。
既に何人もここの聖地巡礼に来た人もいると思うけど、2期がスタートしたら恐らく出てくるわけで、そうしたらここも人がたくさん増えるのだろうか。
なんだか増えて欲しいような増えて欲しくないような・・・
そして再びバスに乗り、小一時間揺られて終点の奈良田温泉へ向かう。
ここは、なでしこ姉が入った温泉だ。
ちなみに志摩リンの入った温泉は、雨畑温泉。
こっちに入りたかったのだけど、行くには途中でバスを降りて、別のバス予約が必要だったりするので断念。
また、なでしこ姉が鹿肉を買ったのは草塩温泉のそばで、こちらは行けなくもないけど観光ポイントとバスの本数が少ない問題があるので断念。
湖は冬だからなのか、それともこれが普通なのかはわからないけど、意外と水量がいない。
それはそれとして、ブルーに輝いていて思っていたよりキレイ。
志摩リンが話していた奈良田湖のつり橋。
つり橋の揺れは怖くないのだけど・・・揺れるとまるで人の悲鳴のような大きな金属音がたまに聞こえるのが怖い。
しかも、この先は結構上級者向けの登山道のようで結構行方不明者が出ているようで、橋には行方不明の登山者のチラシとかあるし余計に煽る煽る。
なんでもあまり人は通らないし、古い道が多いので迷い込むのが多いと、後に会った山小屋オーナーが笑いながら話していた。
そして温泉へ!
なでしこ姉が話していたように、ぬるめです・・・むしろ超ぬるい。
悩んだんだよね、ぬるいというから・・・熱い温泉はあまり好きではない自分ですが、それでもここは寒い冬にはちょっとぬるすぎだと思う。
そして古民家カフェへ!
ぜっったいゆるキャン見てなきゃ入らないであろうオサレなカフェ。
ちゃんとゆるキャンもあります!
そういえば赤沢では置いてなかったな・・・
そして鹿肉のシチュー(多分)を頼む。
これがまた美味いんだ・・・
よくこの手のジビエ料理って鹿肉入ってますっていうてもちょーっとだけしか入ってないことが多いのに、もう何より肉が一番多いですよ的な感じで入っています。
まだ胃袋に余裕があるので、ココアシフォンケーキを食らう。
これまた美味い、紅茶も美味いのでお土産に葉っぱを購入。
ここで志摩リンはえごまチーズケーキを頼んでいたけども・・・チーズケーキキライなんだよね・・・
そんな感じで温泉入って、カフェで食べて、資料館とか見て過ごしていました。
この旅では何度も聞かれた事がある。
「これからどこ登るんですか?」もしくは「登ってきたのですか?」だ。
それだけこの辺りが登山が多い所なんだろうけど、「いや山なんて(今回は)登りません・・・」というとみんな驚愕の顔をするから困る。
確かに今回の服装はどう見ても登山用の恰好ではあるけどもさ・・・
なんでもベテラン登山カメラマンに見えるらしいwwwねーーーーよwww
ゆるキャンの聖地巡礼で来ました!キモイ中年ヲタですフヒヒ!・・・とは言いずらいというか言えない・・・
そんな感じで今回はゆるーく巡っていました。
先日の長崎は時間に追われた旅でしたが、今回は時間の制限はありつつも中身はかなりゆるく動けたので気は楽でした。
山梨県は中央線で来ないと行けないので、こちらからだと不便なのであまり好きではなかったですが、なんとなく徐々に好きになっていく自分を感じている。
これもゆるキャン効果なのだろうか。