ふうて

という事で、日暮里を後にして・・・

 

浅草へ。

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浅草も足を踏み入れるのは初めて。

 

当然ながら、浅草になんて興味なかったし、

下町下町言っても、昔からの下町なんてもうないだろうし、

そもそも下町がなんたるかさえも知らないのでは浅草に来ることもないのは当たり前。

 

でも、ここまで来たら見るのも悪くはないだろうという事で来てみたのだが・・・

 

下町がなんたるかはわからない。

感じたことは・・・異国情緒とでも表現したらいいのだろうか。

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 朱色を基本色とした建物。

店先に並ぶ商品の半分は日本人向けではない、ジャパニーズ的な品物の数々。

 

道を歩くのは、日本人5割、アジア系3割、白人2割。

半分は外人で、ところ構わずカメラをバシバシバシバシ撮っていて、物凄く日本的ではない。

だけど、お陰で助かった・・・凄くこちらも撮影しやすい。

 

 

路地の灯りも、基本的に白熱色が中心で温かいイメージに作られている。

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雷門からではなく、横から入ってみた。

こういうメインストリートの横の細い路地は人も少なめで好きだしね。

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徐々に夜の帳が下り始める。

まだスカイツリーもライトアップはしていない静かな時間。

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しかし、人の気配は途切れることも、弱まる気配もない。

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人種問わず列をなし、沢山の人が参拝をしている。

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人種もそうだけど、老若男女も多彩。

観光客も多数見受けられたけど、地元と思われる人も多数散歩に来ているようだった。

観光地であると同時に、地元の人の憩いの場でもあるようだ。

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そして徐々にライトアップが始まってくる。

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ライトアップ直前の最も暗く自然で美しい一瞬。

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個人的にライトアップ系の建物の多くは美しくないと思っている。

 

その多くは古来からの建物なのに意味の分からない原色で盛り上げたり、

LEDの冷たいく鋭い光源で照らしていて、木材の美しさを殺して全然ダメダメのばかり。

 

しかし、ここ浅草のライトアップはメインである朱色を殺さないように白熱色で照らされていて、光のムラもなくてかなり美しい。

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そして境内では、燈籠会による灯籠が展示されていた。

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キレイだとは思ったけど、自分のようなニワカカメラマンが三脚を持って沢山撮影していて、

ちょっとゆっくり出来ないのが残念。

自分は三脚は毎度の事ながら使ってないので、あまり暗いとアレなんですが、まぁしゃーない。

 

 

まぁそんな不満もありつつも、浅草は予想以上に美しく、

自分としては下町というよりは異国感があって、

予想と想像を超えたワクワクした感じを体験出来て満足なのです。

 

スカイツリーと浅草とのコラボがキレイだしかなり良い感じだったしね。

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そんな感じで仲見世通りの売店を眺めつつ・・・本日の旅は終了。

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・・・あっ!雷門を撮るの忘れてた(><;

 

根津も谷中も、そして浅草も楽しい所だったので、またそのうち下町近辺にでも来よう。

何度か来るうちに、下町とはなんたるかが少しくらいは分かる時が来るかも知れない。