紅葉とキツネと
というわけで、秋の蔵王キツネ村に行ってきた。
キツネは最も紅葉が似合う生き物だと思う。
冬の銀世界のキツネもいいけど、秋にも見てみたいなーと思い行ってみた。
うほうほっ! キツネ村の門番も3度目ともなると慣れたもn・・・いややっぱりゴリラがいるのはオカシイと思う。
往復で8000円を超えるのでお財布に厳しい・・・がキツネ可愛いし行ってしまうんだな。
地元の宿の送迎や、コミュニティバスの運行日に合わせれば多少は安くなるけども、それはそれで中々難しい。
蔵王はすっかり紅葉の季節。
紅葉どころか、もう蔵王連峰には雪も降ったとの事で秋も終わり冬となり始めている。
当然園内も見事に秋色になっている。
過去2度とも雪で埋もれた村しか見たことなかったんで凄く新鮮。
景色は多少変われど、住民たちは相変わらずである・・・か、可愛い・・・モフモフしたい!!!
ですが、飼育下とはいえまだまだ野性味を帯びているキツネは多い。
ゆえに手を出せば噛まれて怪我をしてしまうのでおさわり禁止。
基本的にキツネは、キツネだけどタヌキ寝入りをしている。
人間だけではなく、むしろ同族が近くに接近しようものならすぐに「ガーッ!」と威嚇をする。
これはアクビ。
同族でも寝ているところに行くと、こんな感じで「なんじゃわれー!」「ヒィィ!」となるのだから人が近くに寄れるわけがないのだ。
まぁ人通りがある道路上に寝ていて警戒心の欠片もないようなのもたまーにいるけど・・・
実際には100%タヌキ寝入りなので、欲望に駆られてモフろうとしてはいけません。
こんな看板があるけど、とても通路以外には入ろうとは思えない。
パパも言っているように枯れ葉に紛れて●が本当に多いからだ。
枯れ葉が保護色の如く、パッと見た目では●の判断出来ない。
というか、通路外に出なくとも通路内からの見学で十分に堪能できるので、間違わない限りは通路からで余裕で楽しいのです。
24時間頑張るお稲荷樣と頑張れないお稲荷様見習い。
そして餌あげタイム!
餌あげ小屋に人が入ろうものなら、ご覧の有様よ!!
もはやキツネというより、遠目で見ると柴犬の集団にしか見えない。
優先的に餌を得るために、立ち上がる奴も。
数百年後には二足歩行のキツネが登場する日も来るのではないだろうか。
当然自分もあげる。
この餌をあげている時だけは、ご主人様気分を味わえて楽しい。
唯一の難点は、誰に餌を与えたのかがわからなくて満遍なく分配出来ない事。
という感じで、朝から夕方までキツネ村で紅葉とキツネを堪能していました。
冬も良かったけど、秋も最高だわ・・・どっちが良いではなく、両方ともに素晴らしい。
どっちの季節に行こうかなーと迷っているならば、どっちではなく両方行って来い!という感じです。
今週のお題に「お気に入りの紅葉スポット」とありますが、ここは紅葉も美しいので紅葉とキツネの両方が楽しめる素晴らしい場所なのです。
そんな感じで本日の旅は終了・・・だけど、次回も東北編となり旅はまだ続く。