浦賀船渠を見てきた
ということで、先日浦賀を訪問した際に見れなかった浦賀ドック。
今日はイベント「中島三郎助まつり」との事で中に入れるので、どんな感じなのかを見学してきました。
ここは中島三郎助という偉人のイベント時に開放されるようで、住友重機械工業の持ち物で2003年に閉鎖されており通常時には入ることは出来ません。
こちらが中島三郎助さんで、ペリーが来た時にに最初に黒船に乗り込んだ人なのです。
まずは建物の中へ。
中には地元民の出店があるけども、建物の廃墟感が凄くてちょっと強い地震が発生したら壊れそう。
まぁだからこそ来たし、その廃墟感を楽しみたいが為に来た人も多かったように思えます。
このお祭りは基本的には地元の小さなお祭りなので、地元民が半分以上に思えました。
しかし自分のようなキモイおっさんカメラマンや、ミリオタと思わしきおっさん、アニメなんだかエロゲなんだかの顔がプリントされた上着を着ているおっさんとか、独り言や奇行を繰り返したりするおっさんとか、この手のイベントによくありがちなパターンのおっさんカメラマン以外に、廃墟マニアなのかサブカル好きなのかはわからないけども、朽ち果てた建物や壁をバシバシ撮る若い女性も片手では収まらないくらいいて驚きました。
ここは1853年に作られて(当然この建物でないデス)色んな船が作られたようですが、詳しくはWIKIを御覧ください。
そして外のドックへ
このドックの大きさはどれくらいかな~と思ったら戦艦三笠が丁度入るくらいとの事だったので、それ一般人には余計にわかんねーな・・・と思いつつググルと、約131Mと言う事らしいです。
よくある東京ドーム数値で表すと、両翼が100Mなのでそれよりも大きい幅があるようです。
画面にあるドッグ内の最奥に壁が見えますが、ここに船が入る時には当然動くわけですが、あれどうやって動くのかな・・・と思ったら、満水になると、画面的には向こう側に”壁が倒れます”との事。
えーwww凄いんですけどー! マジンガーZのように(あれは水平に開くけど)左右に壁がガバッと開き海が割れるものだと思っていました。
また、倒れた壁を戻す時はワイヤーを巻いて閉めるようです。
そしてドック周辺を回れる無料見学ツアーがあったので、意気揚々と参加したのですが・・・
なんと、「ツアーの撮影は可能だけど、ネットにUPするのは禁止」との事で本気で凹む・・・
施設が住友重機械の持ち物なので、この見学ツアーを行うにあたっての向こうからの条件との事でした。
ああ、クレーンとか真下から撮ったりしようと思ってワクワクしていたのに・・・カメラをカバンに押し込み、しょぼーんとしながら適当にツアーに参加していました。
ネットにUP不可・・・それでも参加者の人達は、おっさんもおばちゃんもみんなバシバシバシバシバシと撮っていました。
自分はもしネット上に日記を書かなければ写真も撮らないだろうし、過去に撮った写真をもう一度見直すとかもしないと思うし、撮った写真をアルバムとかにして人に見せる事も絶対ありえないし、同じキモイおっさんでも色々と種類があるんだなと改めて目の当たりにして、なんだか非常に複雑な気分だったりします・・・
そんなわけで日記内の画像(フォトライフ内も)は、ツアー外の画像しかありません。
そして地元のおっさんで賑わう駅前の食堂で食事。
多彩な酒のラインナップに、食堂というよりも飲み屋の方が近いのかと思ったり。
浦賀駅からの眺め。
かなり昔は浦賀は栄えていた方だと思うのだけど、今は少しばかり寂れた街になっている感じ。
ホーム
終着駅のホームはどこも大体好き。
今日は寒くなり雪が降る可能性もあったので早めに撤退。
そんなわけで本日の旅は終了。
・・・したら全然天気いいし、これなら温泉にでも行けば良かった。