聲の形と梅花藻
という事で、大垣と醒ヶ井に行ってきた。
まずは大垣へ。
聲の形の聖地巡礼・・・と言いつつも、漫画も含めてほぼ見てません・・・もう毎回こんなんばっかだな!
漫画だけ読み切り?の時に目を通したので、設定がわかるくらいの知識しかないわけですが・・・
人様のブログを見ている中で、ガルパンおじさんならぬ、聲の形おじさんとも言うべきか猛烈に通い詰めている人がいるのを見て、そんなに良いなら1度くらいは行こうかな~と思い立ちやってきたわけです。
nichinichisou0808.hatenablog.com
内容はよくわからくとも、取りあえず川沿いを歩けば聖地っぽい場所につきそうなので川沿いを歩くことに。
久々に炎天下の中を歩いたりしたら倒れるんじゃないのかとドキドキしていたものの、川沿いは風もあり、気化熱のせいか、凄く涼しい。
川沿いには岩があり、それに芭蕉の俳句が刻み込まれている。
奥の細道むすびの地らしい・・・芭蕉のやつどこにでもいるなーという感じ。出掛ける先々で見かけるような気がする。
川をやや離れ、大垣城方面へ。
思っていたよりも立派にそびえ立っていたけど、クソ暑いのでここからでいいや・・・
そして公園へ。
正確な構図は知らないけど、なかなかいい感じの公園だった。
大量の鯉がややキモイ・・・
ハトもあちらこちらで見かけた。
鯉と鳩が名物なのだろうか・・・
芭蕉ちゃんのいるむすびの地へ到着。
むすびの地にある、奥の細道むすびの地記念館には、ドリフターズの作品展があると書いてあったので行ってみるのだけど・・・
アニメのカットを壁に貼っているだけで、主人公のパネルも前のめりだからなのか、元から小さい設定なのか、凄く小さいんだけど・・・
無料だしこんなものかーとは思うものの、原画くらいは欲しかったなー
まぁドリフターズもあんま知らないんだけどね!
そして聲の形。
こっちはしっかりしていている。
街の雰囲気はほぼ川沿いしか歩いていませんが、キレイな街並みで雰囲気があり良いところです。
良い雰囲気があるからこそ作品の舞台に選ばれたのは当然だし、ここに来て街のファンになる人が出てくるのも当然なんだろうなーと感じました。
そして駅方面へと戻り、先ほどのブログを参考に駅前付近の寿司屋でランチ+天然鮎を食べる。
実は、あゆコロちゃんという鮎を装着したキャラクターのいる都市に人生の半分近く在住しているにも関わらず、ほぼ鮎を食べたことがなかったりする。
え?よく縁日とか某観光地とかで塩焼きあるじゃーん?なんて思うかも知れないけどね、裏に回ってその鮎の入っている箱を見てみようか・・・別にココで捕れた鮎じゃねーのが多いからな!アレ見たら買わんわ!
勿論それなりのお店に行けばあるんだろうけど、地元だと色々とあって、それなりのお店には行かないし、探さないからね・・・
そして大垣から醒ヶ井へ。
大垣だけでは早く終わりそうだったので、近くの観光地を探していたら、この時期よくブログで見かける梅花藻の群生地である醒ヶ井が近いことを発見。
電車は混んでいたので、醒ヶ井でもそれなりに降りるのかと思ったら自分しか降りず・・・思わずマジカヨと独り言を呟く。
駅からどうやって行けばいいのかなーと思い、外に出ると観光バスから降りた人々が列を作っていたので、これについて行くことに。
この時点でなんとなく、いやハッキリとわかっていたけど・・・
気が付かないフリをしていた・・・
いや、ほら、今日は珍しく天気いいじゃん?
台風一過じゃん?
大垣の水量はそうでもなかったじゃん?
なら、ここの水量も大したことないんじゃん?
はい濁流。
梅花藻なんて花どころか、草すら見えねーよwww草生えるわ!生えてるの見えないけど!
観光客と思われるおばちゃんは、よく見ると藻と白い花が見えると騒いでいたけど、どーみてもギリギリ藻が見えるだけだよ!白い点々が見えるのは要眼科案件だよ!
水温でも感じようかと水中に手を入れようものなら、そのまま流さそうなレベル。
というか、そもそも見た目があまりにもドブ川チックで手を入れようなんて思わない。
ハリヨとかいう小魚なんて、今頃全部流されて琵琶湖でブラックバスのエサになっているじゃないかな・・・
多分、このあたりも通常なら澄んだ水でキレイなんだろうなぁ・・・と川の色のように濁った瞳でシャッターを切り続ける・・・
無心でシャッター切る隣では、いかにも遺産を奪われますよ的な中年+東南アジア系のカップルがはしゃいでてウザイしますます目が濁る・・・
なんとか一応、お店の軒先にある梅花藻を見れた。
・・・うん、まぁこんなモンだよな。
確かに梅花藻は見れた。
だがそれ以上に、水量が通常の”バイカモ”という普段あまり見れない景色を見れたか・・・
という秀逸な?オチを思いついた所で本日の旅は終了。