ワイン好きでもないけど勝沼ぶどう郷へ
前に大菩薩峠に登った時に凄く気になっていた駅名が、勝沼ぶどう郷駅。
なんだそれ・・・と思って調べると、ワインが名産のエリアっぽい。
ただでさえお酒は得意ではないのに、ワインなんて最も味がわからない部類なんだよなぁ・・・と思っていたにも関わらず、面白そうなんでなんとなく行ってしまった。
特急は停車しないので、各駅停車で進む。
各駅停車もいきなり甲府まで行くようなのは朝はないようなので、高尾やら大月やらで一旦下車して地味に進んでいく。
大月では休憩スペースでヤマノススメを発見。
飯能からだと相当遠いような・・・と思ったけど、検索してみると全然だった。
コースも楽そうだし入浴施設もあるみたいだし今度来てみようかな。
本題に戻ると・・・勝沼にはたくさんのワイナリーが存在し、見学やら有料無料ありますがワインの試飲ができます。
ですが、移動方法には色々と制限があり巡るのは結構大変です、特に一人では・・・
一人ではタクシーも高額、バスは本数が少なくかつ分かりにくいので常用は出来ません。
となると徒歩です・・・当然それなりの距離はありますが、意外と歩けます。
この勝沼の地形はすり鉢状となっていて、一番高いのは駅とぶどうの丘なのです。
その為この2つに行くときはキツイ上りなのでタクシーやバスを使うように予定を組めば、大抵のワイナリーは歩ける・・・はず。
まぁ予定なんて組んでないんだけどな!てきとーさいこー!
駅前からの画像、中央付近に多くのワイナリーがあり、右手はぶどうの丘方面なので高低差がなんとなく分かる。
右手に行くとぶどうの丘なので、ここを最後と考えてまずは左へ。
ひたすら下って最初のワイナリーはシャトー勝沼。
中の見学も無料ですぐに出来ます。
当然、土日祝日は動いていませんが・・・
蔵の様子も見えます、いい雰囲気!
が、あっさり見学できるのはここくらいなもので、基本的には要予約が多いようです。
ですのでちゃんとした計画を練り、予約を取ってワイナリー巡りをした方が良いのです。
ワインの試飲も無料です。
ワインの良し悪しはワカリマセン・・・あえて言うならワインは美味しいとはあまり思っていません。
特に辛口のワインは全然美味しいと思えません・・・どれも渋くてエグいと思ってしまうのです。
その為、飲むのは甘口でかつ白になります。
もう正直ワインというよりはジュースに近いようなのでないと飲めません・・・まだ毛も生えていない(頭部のみ)おこちゃまだしね!しゃーない!
そんな自分がワイナリーを巡りいくつか飲んだ中で、これなら自分でも飲める!と思ったワインの1つがコレ。
ワインズヒル 白・甘口【日本ワイン・デイリーワイン】
https://www.chateauk.jp/product/?product_id=13
ここに限らず大抵オンラインで買えるようですが、店頭ではワイナリー限定となっているパターンが多いので、「どうせ甲府駅に売ってんだろ?」とか思ってここで買わないパティーンにハマるので注意が必要です・・・
今回紹介するのはそんなのばっかです!結局買えてないっていう・・・
次に向かったのは、フジッコワイナリー
駅から5キロくらいあり徒歩では一番遠いと思われるワイナリーで、かつやや高台。
その為、景色が良いと聞いて来たものの・・・確かに景色は良いけども網戸があって写真的には微妙だったので撮らず。
フジッコと聞いて豆?と思った方は正解、そうあのお豆ちゃんのフジッコなのです。
ここも見学できますが、時間も決まっていてかつ短時間なので見なくても良いかもです。
ここで飲める!と思ったのはこちら。
フジクレール クラノオト デラウェア2017
フジッコでは食べ物も作っているので、それに合わせたワインを作っているとの事で、スキヤキにも合うワインがあるとかお話しをされていました。
・・・そう、グビ姉のいうトマトスキヤキに合うワインはここの可能性もありますね?
と思う方もいるかもですが、当然この地にはありません・・・が、この地はゆるキャンの同作者による「mono」に登場しています。
ですが、その多くは車がないと巡れなかったので、ぶどうの丘以外は断念。
monoについては読んだことない人向けに説明すると、ゆるキャンのスピンオフに近い感じで自身のゆるキャンのロケをネタにした感じの4コマ漫画な作品です。
ゆるキャンネタを散りばめつつ、本編でも一瞬なでしこやらのキャラが登場します。
続いては蒼龍葡萄酒株式会社
ここでは飲める!と思ったのはありませんでしたが・・・ちゃんとあまり飲めなかったという点も大きいかなと。
あまり大きくないお店に、丁度8人くらいの団体さんがINしてしまい、そこにやってきたので全然試飲コーナーからどいてくれなかったので・・・
まぁそもそも甘口なんてのはワインの割合からすれば少ないように見えるし、ない方が普通なのかなとは思う。
一旦ワイナリーから離れ・・・次は宮光園へ。
ここでは珍しいフィルムや資料がみれるとの事でやってきた。
古いラベルはカッコイイよね!
確かにフィルムの内容は興味深い感じでした。
ここの見学後は流れ的にはメルシャンに行くべきなのだけど・・・時間がないのでタクシーを呼んでもらい、ぶどうの丘まで移動。
タクシー呼ぶか悩んだものの、実際に行くと結構な上りなので時間も考えるとタクシーじゃないとこれは厳しかった。
バッカスと言えば酒なのはファイナルファンタジーで学んだ。
いやー景色良いな!と思うと同時に、本来この時期に来るのはハズレなのかもなーと思ってしまう。
きっとぶどうの最盛期には一面鮮やかな緑で、甘い香りが漂っているんだろうなぁと思うとね。
でもそうだったとしても、8月9月にこんな盆地を徒歩で巡りたいとはそれはそれで思わないけど・・・見たい気は十分にする広大な景色。
ここも試飲ができる。
ここのは有料だけど、市営施設なので勝沼にあるワイナリーから多く集まっていて沢山試飲が可能。
ただし店舗オンリーなのは置いてないし、飲めるといっても安いのしかないので、目的がしっかりしているなら来なくても良いのかも知れない。
試飲の値段もやや高いかなぁとは思うけども、タートヴァンという試飲器具を貰えるので考えようによってはお得。
ただそれって何時使うの?とは思うけど・・・
ワインカーヴは雰囲気がいい感じ。
数が多くて管理しきれていないのか、瓶の注ぎ口に金属の器具がついているけど、割とちゃんと出てくれないのが多いかったイメージ。
あまりお酒得意ではないので、少量とはいえグビグビしていたら割と酔っぱらう・・・
一応辛口も飲んで「うっやっぱりエグっ!」とかして全種飲んでいるから、トータルではそれなりに飲んでしまう。
ここまで飲んでおいてなんなんだけど、医者からは酒は控えるように言われてるんだよね!
この間の検査では尿酸値は平均値になっていたし、タブンヘーキヘーキ!
ここにある甘口の白ワインの中で良かったのはコレ!
ルバイヤートデラウエア
2018 ルバイヤートデラウエア » 丸藤葡萄酒工業株式会社
個人的にはこれが一番飲みやすかった。
ここで売ってるからきっと甲府駅でも売ってるよなーと甘い考えでいたのだけど・・・売っていませんでした・・・
ちなみに翌日の帰りに甲府駅で買ったのは、左にあるくらむぼんワイン。
ネーミングにエロ漫画家でいたよな的な記憶があるけどあんまり・・・だったよな・・・と思いつつもこれくらいしか記憶にないし折角なので購入。
期待せずに飲むと・・・あれ?これも美味い!むしろ一番飲めるのでは?!という展開に。
現地では常温で飲んでいたけど、冷やして飲むと全然感じが違うのかも。
そんな感じであっという間に時間に・・・天空の湯すら入ることが出来ず。
再び駅に戻り、本日の宿泊地である下部温泉へ。
交通機関が不便なので宿へのチェックイン時間を気にしてしまった結果なのだけど、後になって考えればいっそのことチェックイン時間を遅らせれば良かった。
それに、もう少し練って色々と回るべきだったなぁとちょっと反省。
ワインの違いはわからないけども、施設はどれもオシャレで普段の自分では入ることがありえない中に行ったので、想像していたよりもかなり面白かった。
ワインの違いがわかるような人なら、目的のワイナリーに行って色々ワイン飲んで更に面白いんだろうなぁと思うとちょっと悔しい・・・ギギギ
酔っていたせいもありイビキをかきつつ寝てしまい、思わず乗り過ごしそうになりつつも、なんとか下部温泉に到着。
まさか温泉地なのに無人駅だとは・・・
次回に続く。