高知への旅 その1
47都道府県全て旅行に行こうかなー計画
・・・という事で残りうちの1つである高知へ行って来ました。
高知と言ったらこーちであり、コーチと言ったらトップをねらえ!だよなぁ
・・・と言うのがフラグであるという事を旅立つ前は全く考えてもいなかった。
高知を選んだのは、海洋堂のフィギュアミュージアムがある事と、カツオは本場だと美味いのかというのを知りたかったからという、なんとも微妙な事をきっかけとして選出。
微妙な理由だけども、そうでもしないと行きたい理由がない所が残っているわけでして・・・
そんな感じで高知に到着し、目的地である海洋堂を目指す。
目的地は、高知の山奥にある。
高知駅の窓口で切符を買うのだけど、打井川駅は無人駅なのでどうせ戻ってくるのならという事で往復乗車券を買った。
高知は坂本龍馬ばっかなんだろうなと思ったけど、まぁそれは当然として予想外にアンパンマンが多い。
電車・・・いやこれは電車ではない・・・汽車に揺られ旅は進む。
しかし高知県なんてというか四国を全然知らなかったのだけど、イメージだけでいうと四国は島であり、島の真ん中が山で、他が平地で海に面していて、それを4等分している的な、こどもか!と言われてもしゃーない程度の知識しかなかったというか、それでも人生にはなんの問題もないししゃーないよね?魅力のない四国さんサイドにも問題あるよね?
と言い訳を書き連ねて・・・こんなにも山だらけだとは想像していないくらい山並みが続く。
関東平野がなんで関東平野と平野のくせにわざわざ言われるのかがわかったような気がするくらいに平地がない、それが高知だ。
海沿いを多少は見つつ進むのかとか思っていたのだけど、結局98%は山だったような気がする。
窪川駅で乗り換えるのだけど、やってきた電車には謎の生命体が先に乗車している。
なにこれキモカワイイんだけど。
一瞬銀河鉄道999の哲郎かと思うような雰囲気だけど、河童である。
隣にも大人河童がいて、これがメーテル的なのかと思いきやおっさん声で喋る・・・しかもハゲハゲうるさくて、やかましいわ!と蹴りたくなるビキビキ。
そんな感じで、この列車は海洋堂のラッピング電車のようだ。
外見だけではなく中身も改装されていて、河童のフィギュアが展示されている。
誰も乗っていないように見えるけど、最終的には10名以上は乗っていたので人の頭を消す為にやや構図が上になっていたりする。
しかし、特に電車になんて移動手段以外の期待をしていなかっただけにサプライズ的でちょっと嬉しい展開だ。
そして打井川駅に到着、中々の秘境駅だし、なんとも特徴的な作りだ。
ここから海洋堂までは路線バスとなる。
しかし、この路線バスは日曜祝日しか運行していないので注意が必要。
ここから海洋堂まで歩くのは少々距離がある。
その為、電車を利用するのなら必然的に曜日は決まってくると思う。
・・・のだけど駅には到着したら海洋堂に電話したら迎えが来てくれるようなポスターが貼ってあるように見えなくもないのだけど・・・公式サイトにもそんなのは書いてないし気のせいって事にしておこう。
そんな感じで到着!ホントに山奥だな!
てっきり誰もいないのかなーくらいに思っていたのだけど、予想外に人がいてビックリ。
駅からここまでの路線バスにも3名も乗ったしね。
恐らく廃校になった学校の体育館を改造して作られているのだろう。
中には海洋堂のフィギュアがギッシリと詰まっている。
自分の中の海洋堂のイメージは、古参のガレージキットメーカーであり、正直フィギュアの作りの面に関しては、現状デキという面については他社よりも下かなぁという感じ。
特にアニメ系が弱く、リボルテック辺りも数はあれど塗装や作りが甘く、色合いもなぁというのが多いような気がする。
その代わりと言ってはなんだけども、リアル系な作りに関しては群を抜いており、リアルな動物や仏像などは追随を許さないレベルで凄まじいと思う。
あとはなんといってもガシャポンだろうか。
あちこちでご当地フィギュアを見かけて、思わず回してしまう事が多い。
臨んだのが出なくて困る事も多々あるけども、それもまた一興的なのがガチャなのだ。
古い作品もあれば、最近のもあり、歴史を感じさせるなぁ・・・と思いつつ鑑賞していく。
そろそろこれで終わりかな?という所で衝撃の作品に遭遇する。
こ、こここここここれはっ!!
地球帝国宇宙軍太陽系直掩部隊直属第六世代型恒星間航行決戦兵器バスターマシン7号!!!!
それのBOME氏原型のガレキじゃないですかーっ!
あああああああああああああああああああ、これ超欲しかったんだよなぁ!!!
1/4か1/3スケールでかなり大きくて迫力があるし、もう当時の記憶が一気に溢れてきてクラクラしてくる。
まさかこんな所で太陽系の女神に巡り合えるとは・・・これもコーチ、いや高知のお陰か。
思わず検索してみたけど、当たり前だけどもう検索でも引っかからないレベルだ。
まぁ仮にあっても高いだろうし、これガレージキットだから作る必要もあるし、腕がないから宝の持ち腐れだしね。
こうして遥かなる時を超えて出会えたという事だけでも奇跡と言っていいだろう。
そういえば、トップ3が制作予定になっていたけど・・・どうなったのだろうか。
どんな作品になるのかわからないけども2はノリコとカズミの帰還だったし、3のラストはノノの帰還の物語になればいいなぁ、一緒にヒバリを見に行こうって言ってたじゃないですか・・・
つづく